邪馬台国いよいよ発売

約1年がかりになってしまった
『邪馬台国への旅』が今日書店に並びます。

売れるかどうか。とてもドキドキしています。

各方面にいろいろと迷惑もおかけしたのですが、
今回は原稿も書いているので、
自分としてはとても愛着のある本になりました。
(今、一歩引いた視点から改めて読んでみると、
 文章のアラが目立ってくやしい)

邪馬台国というと、ムー大陸なみにうさんくさい
イメージがありますが、
日本という国が文献に現われた最初の例であり、
日本人のルーツを考えるうえで、
とても重要なテーマだと思います。
(なぜ三世紀後半に忽然と姿を消してしまったのだろう?)

個人的には邪馬台国は九州だといいなと思います。
(奈良の大和朝廷に対するアンチテーゼであってほしい)

いずれにせよ、卑弥呼が魏王から賜ったという
「親魏倭王」の金印でも出土しないかぎり、
その位置はわからないでしょう。

今は邪馬台国めぐりが、四国八十八か所めぐり
みたいなブームになることを願っています。

O塚

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