高橋順子最新詩集「あさっては医者さんに行こう」

齋藤です。
詩集「あさって歯医者さんに行こう」の製本に立ち合ってきました。
同じ写真がつづいているところがありますがお許しください。
直し方がわかりません。

5月28日 夕方16時。図書印刷沼津工場にて、
編集を担当した詩集「あさって歯医者さんに行こう」の製本が行われました。毎日新聞「ここち」で、新聞の印刷には立ち合っていますが、
本の製本工程をじっくり見たのははじめてです。

先日、デコに来てくださった岩瀬さんが案内して下さいました。

機械のしくみ、進化に感動しつつ、やはり人の手によって、1冊ずつ完成していくことを実感しました。

「あさって歯医者さんに行こう」の本文用紙、見返し、表紙が1つになったところを見たときは、不覚にも涙が出ました。

今回のブログで見ていただきたいのは、わたしの笑顔です!!!!!!
製本ご担当の方々とお会いできて、本当に心強く、
すごくほっとしました。
前日に、カバーの青色が真っ黒に印刷されてしまった夢を見てしまったくらい、祈りすぎていたのです。

約1年前、「どうか楽しんで作ってくださいね」と著者の高橋順子さんから、ありがたく、温かく、支えになったお言葉をいただき、少しずつ、少しずつ進んできました。

高橋順子さんから作品をあずかり、作品に出てくる花の名前、鳥の鳴き声、星の名前などを辞書でひき、季節を調べることからはじまり、
掲載する順番を、いまはなくなってしまった(時の流れを感じます……)デコの近くの喫茶店「グラン」で高橋さんと決めました。

そのとき、まごまごとタイトルをお伝えしたら、
「あら それいいわね」と言ってくださって
とてもうれしかったです。

装丁を担当くださった、ブルーマークの菊地敦己さんから、カバーのデザインが届いた夜、パソコンのメールに添付されたPDFを開いた瞬間のこと、はっきり覚えています。
高橋順子さんの作品を、しっかりと吸収くださり、
かたちにしてくださいました。

図書の菅原さんにも本当にお世話になりました。
たくさんのわがままを聞いていただきました。
束見本、合計何冊出したのでしょう……
すみませーん。
たくさんの私の質問にも、現場の方とすべて答えていただきました。

今日、菊地さんに見本誌をお届けしたとき
「詩集は楽しいです」
とおっしゃって、
いやもうほんとうに、ほんとうに楽しいです!
また詩集を作りたいと思いました。

集中力を1日も切らすことなく、自信はないけど、自分のことを信じて
思い切り楽しんで、そして、たくさんの人に寄りかかり頼りまくりながら、
みなで完成を迎えることができました。

あさって31日 青山ブックセンターを皮切りに販売スタートです。

読まないと人生はじまらないくらい
本当にすばらしい本です。

ぜひ書店にて手にとってみてください。

関連記事一覧

  1. なな

    はるな、ほんとうにおつかれさまでした!! ブログも圧巻! 写真連続でおもしろかったです。一人でも多くの人に読んでもらえるよう、これから広報活動、がんばろうね。

  2. naiki

    おつかれさま。
    きみの感動が僕にも伝わってきたよ。
    すてきな笑顔です。
    広報活動ぼくもがんばらなきゃ。

  3. 匿名

    コメントありがとうございます!!!!
    昨日のABCで、さっそく買ってくださった方がいて、うれしかったです。
    今日も書店営業行ってきました。
    地道にこつこつ営業がんばります!!